肩だけ、あるいは肩から首、背中にかけての筋肉が硬くなっているのが「肩こり」です。痛みだけでなく、だるさ、重さとして感じられることもあります。
長時間のデスクワーク、姿勢の悪さ、運動不足など、さまざまな要因が重なって起こります。

• 首、肩、背中の痛み、張り、だるさ、重さ
• 圧痛（押したときに痛む、痛みが強くなる）
• 頭痛　など

• 猫背
  普段から猫背でいることで、頭の重さが首に負担をかけ、肩のこりを起こします。

• 姿勢の悪さ
  長時間のデスクワーク、下を向いた状態でのスマートフォンやゲームの操作などは、首や肩に負担をかけます。

• 運動不足、冷え性
  運動不足や冷え性などによって血液の循環が滞ることも、肩こりの原因になります。

• ストレス
  過度のストレスが筋肉の収縮を促し、肩こりの原因となります。

問診、肩回りの筋肉の触診、レントゲン検査などを行い、診断します。
痺れ、感覚障害が認められる場合には、MRI検査が必要になることもあります。

炎症や痛みを抑える薬を使用し、症状を改善します。

首、肩、背中の筋肉をリラックスさせる運動、肩関節の可動域を回復させる運動などを行います。

熱・電気・光の刺激により、血液の循環を促し、筋肉の緊張を取り除きます

麻酔液の注射を行う治療です。一時的であっても痛みを取り除くことで、「痛み→神経の興奮→血管・筋肉の緊張→血行の悪化→痛みの増幅」という悪循環を断ち、症状の改善が期待できます。
詳しくは「ブロック注射、仙骨裂孔ブロック注射とは」をご覧ください。